ONLINE SHOP

MEN'S
WOMEN'S
UNISEX
KID'S
LINEUP

INFOMATION

2023.09.08

  • 未分類

【On公式ディーラーがレビュー】On Cloudspike10000が激推しな理由

【On公式ディーラーがレビュー】On Cloudspike10000が激推しな理由

今回の記事ではCloudspike10000mをレビューしたいと思います。

CloudspikeはOnが初めて制作した陸上用のスパイクです。

処女作であるCloudspike、他のメーカーと比較して実際に遜色なく使えるのか

気になる方も多いと思います。

さっそく結論ですが、陸上長距離種目に取り組む方は「買って損はない」シューズであると言えます。

 

その根拠は、他スパイクも使用して記録比較してもわかるかと思います。

1500mで使用

・旧世代スパイク:4’06

・某他メーカースーパースパイク:3’58

・Cloudspike:4’00

※旧世代スパイク=厚底規制前のシューズ

 

 

実際に使用してみたところこのような結果になりました。

他メーカーの新世代スパイクと比較しても遜色なく使えるシューズであると言えます。

使った感覚

・新ミッドソールヘリオンHFが高反発

・特有のシューズのフォームでバネのような返り

・後半まで足残りを感じる

以下で詳しく解説します。

 

商品スペック

Cloudsoike10000の商品スペックは以下の通り。

シューズ名 価格 使用用途 おすすめ度
Cloudspike10000 17380円 トラック種目 ★★★★★/5

モデル名:Cloudspike10000

Cloudspike10000

その名の通り、陸上競技用のスパイクです。

主に陸上競技長巨知種目である10000m向けに作られたシューズとなります。

同日発売に1500m種目向けに作られたCloudspike1500もラインナップされています。

一般的には距離が短い種目ほどスピードを出すために、シューズ自体がやや硬めで高反発に、

距離が長いほど足が残りやすいようにプレート等柔らかい設計となっています。

 

特徴:Helion HF、カーボンプレート混合のスピードボード搭載

Onの独自の技術であるHelion HFとカーボン混合のスピードボードを搭載しています。

 

Helion HF(ヘリオンハイパーフォーム)

On史上初実装の新素材であるHF(ハイパーフォーム)。

通常使用されているHelionの上位ミッドソールであると言えます。

通常モデルには柔らかく反発性のあるHelionを使用されていますが、

より反発性の高いHFがミッドソールに使用されています。

 

HF搭載のシューズは下記のモデルのみ
・クラウドブームエコー3 ・Cloudspike1500・Cloudspike10000

 

カーボン混合Speedboard搭載

Onのシューズにはほぼ全てのシューズにSpeedboardと呼ばれる硬いプレートが搭載されています。

このプレートがランニングの着地時に体重が乗り、しなることで反発を生み出します。

Cloudspikeに搭載されている、Speedboardにはカーボン混合の素材を使われており、

他のOnシューズと比較してもリターン(反発力)が大きいものとなっています。

ただ硬いプレートが搭載されているわけではなくプレート自体の場所によっても硬度が異なります。

柔らかさが必要なシューズ中足部は、硬度を低く設計してあるようで、力を入れるとしっかりと折れ曲がります。

一方、前足部には硬度が高く設計されており、しっかり踏み込むことでしなるような設計になっています。

ドロップ:8mm

ドロップは後足部と前足部のクッションの厚さの差のことです。

このドロップ差が大きいほど、自然と前に重心が移動されます。

ランニングは前に重心を倒して身体を運ぶスポーツですので、ラクに重心移動をする

サポートがあると言えます。

公式記載のドロップに関しては平均的なドロップですが、

スパイクにおいてはピンがついているのでドロップはあまり関係ないのかもしれません。

重さ156g(27cm)

27cmで156gです。

公式では138gですが、実際にはやや重かったです。

個体によって重さは±10g程度変わりそうです。

各メーカーのスパイクと比較するとやや重い部類に入りそうです。

後述しますが実際に履いてみるとスペック的な重さはほとんど気になりませんでした。

他社スパイクと比較すると下記の通り。

重さ(g)
スパイクn 130
スパイクa 170
スパイクa” 135
Cloudspike 156

珍しいインソールに滑り止めがついている

Cloudspikeにはインソールに滑り止め加工がなされています。

これは好き嫌いが分かれそうではあります。

素足で履く人や、滑り止めのないソックスを着用して履くランナーには好きな設計なのかもしれません。

カラー:メンズレディース共に1色

Undyed-White | Mint

Onのパフォーマンスモデルには必ずこのカラーリングを採用されています。

統一感があって洗練されたカッコ良さがあります。

価格:17380円

価格はOnシューズ内では比較的安価であると思います。

ただ比較すべきは他メーカースパイクとの比較です。

価格
スパイクn 18150円
スパイクa 17600円
スパイクa” 27500円
Cloudspike 17380円

このように比較すると最安価格となります。

競技歴の長い筆者の感覚としては20000円を超えると高いスパイクだなと感じる相場感ですので、

比較的安価で買えるスパイクであると言えます。

 

サイズ感

購入の際に気になるのはサイズ感だと思います。

実際にCloudspikeはほぼオンライン販売のみとなっていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

筆者はマイサイズで購入しましたが、ちょうどよく感じました。

定番モデルのCloud5と同サイズでCloudspikeを使用していますが

シンデレラフィットで使用できています。

オンラインで購入される際は参考にしてみてください!

 

どこで買える?

気になるのはCloudspikeがどこで買えるのかだと思います。

残念ながらLEVITATEではCloudspikeのお取り扱いはありません。

2023年9月現在、販売店はOn公式、もしくは佐賀に本社のあるスポーツショップ

KOIKEスポーツ、この二つのみとなっております。

現在は在庫なしで販売されておりませんので次回販売を期待しましょう。

 

使用感レビュー

実際に足を通してみました。

まず最初のファーストインプレッションは

「シューズ前足の反り上がり」です。

前足部の反り上がりが強く自然と前に重心が取れる

前足部の反り上がりが強く自然と前に重心が取れる

長距離用のスパイクは、比較的フラットに作られているものが多いです。

ですので、この反り上がりを感じた時に、明らかに足にきそうだなと言った感じです。

スピードは出やすそうな形状でしたが、その分、足にきそうな感覚がありました。

実際に走ってみてもその形状通り、フォアフットで走ることを強制するようなライド感です。

とてもスピードが出るシューズです。

ただ、普段使っていた某スパイクと比較して持久面に不安を感じました。

しかし心配要らなかったようで、最初のうちはそういった感覚がありましたが、

徐々に足が馴染んでいき、

「いい感じにスピードも乗るくせに持久面も問題なく感じました。」

今ではレースシューズはCloudspike一択に感じるほどに気に入りました。

直近では1000mを2’36(筆者の自己ベスト)で走れたり、

その性能の高さを感じることができています。

重さは以前使用していたスパイクより少し重いということもあり、手に持った感覚では

少し重さを感じるかと思いましたが、

シューズのレスポンスの速さはある影響か、重く感じることがありませんでした。

 

まとめ

今回はOnのCloudspike1500を紹介・レビューを行いました。

Onのシューズに関してはぜひ公式ディーラーのLEVITATEへ!